グランプリの次点の作品に贈られる賞
(グループ部門)
作品名:99年後の札幌
グループ名:アシラック
西野 成将さん 市立札幌開成中等教育学校 1年生
輪島 伶さん 市立札幌開成中等教育学校 1年生
下田 七海さん 市立札幌開成中等教育学校 1年生
掛水 奏汰さん 市立札幌開成中等教育学校 1年生
西野 成悟さん 札幌市立幌東小学校 5年生
グループの構成
市立札幌開成中等教育学校1年生4人と、幌東小学校5年生であるリーダーの弟
あなたが作ったワールド(未来のまち)は何年後の札幌ですか?
99年後の札幌
どのようなワールドを作りましたか?わかりやすく教えてください。
99年後の札幌市に向けて、SDGs、防災、バリアフリー、便利なシステム、文化を大切にし、楽しい札幌。札幌でしかできないことを実行していく札幌。このようなことを心がけて、実際に作りました。また、僕たちは100年後の札幌に向けてワールドを作成していこうと思いました。ですが、100年後の札幌は、僕たちの想像をはるかに超えた、すごい札幌になっていてほしい。そういった思いから、僕たちの最大限の想像力を使って作ったワールドは、99年後にし、100年後にはこれを超えてほしいという意味での「99年後の札幌」でもあります。つまり、僕たちの最大限の想像力、思考力、札幌愛を込めて作ったワールドです。
どのような、まちやくらしを想像してワールドを作りましたか?
全ての人が、楽しく便利で豊かな住みやすい町。住みたいと思える町。環境に優しい町。便利で快適、優しく支えてくれる生活。自分たちが持っている”札幌愛”を大切にできる。このようなことを想像して作りました。そして、このようなことが、僕たちの最大の札幌愛だと思って作りました。
このワールドのアピールポイントはどこですか?
コマンドなどを上手く使い、地下鉄を実際に乗れるようなシステム、エレベーター、観覧車なども乗れる。また、服を着ることで発電量のスコアボードがカウントされていくなどの、システムがあること。SDGsの目標を多く達成できるということ。他にも、ワールド全体様々なところに、NPC(マイクラの人)を配置していて、一人一人に独自の会話も設定しました。なので、会話などを楽しむこともできます。
ワールド全体を高い所から見下ろした画像とその説明文
ワールド全体図が映るよう真上からの撮影です。ストラクチャーブロックなどを使い、巨大なワールドを作ることが出来ました。まち中に、ソーラーパネルと、植物を設置しています。主な建物として、札幌駅、JRタワー、札幌駅周辺の建物、大通り公園、テレビ塔、旧赤レンガ道庁、地下鉄さっぽろ駅、地下鉄大通り駅、時計台、公園、創成川、鮭博物館、学校を作りました。宙に浮かぶ遊園地もあります。また、99年後では、札幌市中にモノレールが開通し、代表的なモノレールステーションとして、テレビ塔がターミナルとなっています。
アピールポイントの画像とその説明文
コマンドを使い、電車の車両内にいるプレイヤーを移動させることで、地下鉄を動かしています。また、駅のホームをガラス張りにすることで、線路への飛び込み、落下などの事故をなくせます。鉄道関連は、地下鉄東西線、地下鉄南北線、地下鉄東豊線、JR函館本線、JR北海道新幹線、モノレール、路上電車などを作成しました。
SDGsを達成するアイデアの文章でも説明する画像です。多くのSDGsを達成できる札幌市となっています。また、左上の道路パネルは、上に3Dプロジェクターがあり、大通り公園などで、イベントがあると、ライブ配信され、札幌市全体で盛り上がります。左上→道路パネル、右上→ゴミ回収システム、左下→畑、右下→建物
上の白いのが、ジャイロセンサーがついた、現在でいう免震といわれているものに似ているもので、免震は建物の揺れを少なくするのもだが、横揺れで、建物だけなので、ジャイロセンサー付きの免震は、地面を、常に平面にしてくれるので、縦でも横でも揺れが起こっても、揺れないようになっている。下の空洞は、洪水の際に水を流し込み、洪水を防ぐ、地下空間となっています。
浮かぶ遊園地です。現代よりもレベルアップしたアトラクションがあります。楽しく遊べる観光地です。また、現代札幌駅にある「札幌ラーメン王国」の進化系が、この遊園地にあり、「ラーメン雲王国」「うどん雲王国」「パスタ雲王国」があります。また、北海道ならではのジンギスカンと、札幌のラーメンをかけた、ジンギスカンラーメンがあります。
プログラミング、コマンドブロック、レッドストーン回路の画像とその説明文
上から2つの画像のコマンドブロックは、「指定範囲にいる全てのプレイヤーを、この座標にテレポートする」というコマンドです。このコマンドで、地下鉄にいる人を移動させたり、エレベーターを動かしたりしています。コマンドブロック以外のレッドストーン回路は、繰り返しやるという回路(クロック回路)です。また、一番下の画像のコマンドは何かというと、服を着ていると、発電量のスコアボードがカウントされるというコマンドです。SDGsの方でも紹介しますが、これは、服(防具)を着ると、今でいう「振動発電」「太陽光発電」が搭載されている服で発電させるというシステムです。これを、マイクラで可視化させるために、スコアボードにカウントさせるコマンドを作成しました。座標 地下鉄→39.75.-2773 観覧車→-347.98.-2286 発電量表示コマンド→-478,139,-2826
未来の札幌で達成したいSDGsのゴールを教えてください
ワールドの中で考えたSDGsを実現するためのアイデアを教えてください
札幌市の全ての車道の上に道路パネルというソーラーパネルや植物があり、太陽光発電でまち中の電力を発電し、植物では光合成。さらには、まちの車は全て自動運転の電気自動車で、道路パネルにあるセンサーで事故を避けます。電気も道路パネルのワイヤレス充電なので、道路パネルの下を走れば、充電する必要なしになります。雪も、車道に積もらないので、事故が減り、雪は水力発電として発電出来ます。排水溝も、水力発電されてから、下水にいきます。札幌市の主な建物はそのまま残されていますが、それ以外の建物は、壁には植物があり屋上にはソーラーパネルがあります。また、建物の中にあるゴミ箱は、ごみを捨てると地下に集められ、分別され、燃えるごみは発電した電気で燃やされ、火力発電の仕組みで発電され、リサイクルできるのもは、リサイクルされます。ワールドの様々な場所に畑があり、食料も豊富で、毎週全ての市民に、自動運転の専用トラックで食料を配布しています。他にも、装備(服)を着ることで、振動&太陽光発電で発電されるシステムをコマンドで作ったので、日常生活を過ごしているだけで発電することもできます。エネルギーに関してはこれらのことを作成しましたが、教育の面では、ワールドに小中高一貫の学校を作成しました。ここでは、教室が40教室、体育館が3軒、テニスコートが9コート、プールが1つ、図書館が6階建、トイレが各階、駐車場、駐輪場、畑、エレベーターとエスカレーターがある大型の施設で、学習するための設備も充実しています。また、この学校ならではのシステムとして、各階に机と椅子があり、先生や友達との学習の場があったり、寮のような部屋があって、泊まり込みで部活の練習をして、翌日の大会にみんなで行くなんてこともできます。給食も提供し、夜食も希望であれば、無料で提供されます。また、モノレールの駅と隣接しており、交通アクセスも最高です。ですが、なぜ小中高一貫校にしたのかというと、実際僕たち(1人除く)は、中高一貫の学校に通っていて、部活などで一緒に活動していると、先輩方から学べることもあるので、幅広い学年が一緒に活動することは、大きなメリットであると感じているからです。