準グランプリ(個人部門) 永野智暉さん

グランプリの次点の作品に贈られる賞

(個人部門)

作品名:札幌市 〜太陽光・緑との共存を目指して〜

永野 智暉さん 札幌市立幌西小学校 6年生

あなたが作ったワールド(未来のまち)は何年後の札幌ですか?

100年後

どのようなワールドを作りましたか?わかりやすく教えてください。

札幌は多くの自然が身近にあることが大きな魅力だと思っています。100年後にはさらに魅力的な街になっていることを願い、100年後の札幌を作りました。

このワールドの電気供給は全て太陽光という再生可能エネルギーを利用していて、二酸化炭素の排出をゼロにすることを目指しています。また地下空間もありますが、日中の照明にかかる電力消費を抑えるために地上の床を一部シースルー構造にしました。 また緑を増やすことで二酸化炭素を減らすとともに、一部は野菜を産生し食料自給率を上げています。

どのような、まちやくらしを想像してワールドを作りましたか?

 このワールドに住む全ての人が、植物を育て,植物を身近に感じることで環境の大切さを身をもって感じることができ、自主的に地球環境を守る行動をとるができると考えました。

このワールドのアピールポイントはどこですか?

下の説明文で説明している「エネルギーマッシュルーム」です。多機能であり、このワールドの電力の確保だけではなく、地下の植物の水分確保も行なっています。また様々な色があり、色彩感溢れるワールドとなっています。

ワールド全体を高い所から見下ろした画像とその説明文

Nintendo Switchで作成したため、チャンク数が少なく全体像が表示できないため2枚に分割しました。大通公園を西から見た画像で、2枚目(下図)はさらに西側から見た図です。テレビ塔に向かって左にある建物が市役所、右にある建物が「積み木ハウス」 です。公園内は緑が溢れていて、「エネルギーマッシュルーム」、「ドローンターミナル」(2枚目の左側)も建っています。

アピールポイントの画像とその説明文

これは地上から地下に繋がっている塔で、マッシュルームのような形状をしていることから「エネルギーマッシュルーム」と名づけました。4つの働きがあり、1つ目は光エネルギーを集めて電気に変換し電力供給を行う、2つ目は夜間に発光して街灯となる、3つ目は雨水を貯めて地下にある野菜の塔に水分を供給する、4つ目は地下の部分が野菜の塔になっていて食料を栽培します。

傘の部分は通常のキノコとは違い、すり鉢状の形をしていますが、これはどの方向からでも光が当たるようにするためと、雨水を集めるための形です。

これは荷物運搬用のドローンターミナルで、5本の塔から全部で10個の出入り口があります。離発着場は地下にあり、市役所区の地下とつながっているため、市役所を中心として荷物の運搬をすることができるようになっています。

地上7階建て、地下1階の建物です。現在の市役所と同じ様な仕事をするだけではなく、5階には人が乗れるドローンの離発着場(外に飛び出た部分)が5個あり、遠くからでも行き着がしやすいようになっています。また地下には説明文3で書いた様に、荷物運搬用のドローンターミナルへつながっています。

積み木を積み上げた形状をしており、「積み木ハウス」と名づけました。この形にした理由は、木材で作った直方体を組み合わせて作るプレハブ工法という建て方にすることで、建築だけではなく修理・増築を簡単にするためです。 地下が居住空間で、地上には学校・病院・店舗などが入っているため積み木ハウス内で生活を完結することができますが、運動不足になってしまうため2階に運動用の施設も作りました。各積み木の屋上は草花などの植物を植えています。

プログラミング、コマンドブロック、レッドストーン回路の画像とその説明文

階層をワープで移動できる仕掛けで、行きたい階層のボタンを押すことでワープすることができます。現在いる階のボタンを押した場合にはワープしませんが、代わりに「現在の階です」と表示されます。

未来の札幌で達成したいSDGsのゴールを教えてください
ワールドの中で考えたSDGsを実現するためのアイデアを教えてください

太陽光を用いて電力エネルギーを産生し人々の生活に使用するのはもちろんのこと、直接照明にも使っています。また植物を栽培できる場所を多数確保し、野菜を栽培することにより飢餓をゼロにすることを可能にしています。