佳作 藤野 朱璃さん

作品名:子どもがみんな住みやすくワクワクする札幌

藤野 朱璃さん 札幌市立円山小学校 2年生

あなたが作ったワールド(未来のまち)は何年後の札幌ですか?

25年後

どのようなワールドを作りましたか?わかりやすく教えてください。

すべての子どもにとって住みやすく、楽しいワールドです。もちろん大人も楽しめます。25年後の自分は33歳なので、実際に子育てしてみたいワールドでもあります。子どもを産んで育てたいまちは、ずっと元気なまちだと思うのでこのワールドを作りました。

どのような、まちやくらしを想像してワールドを作りましたか?

札幌のシンボルのテレビ塔や時計台はそのまま残っていてほしいと思いました。その近くに、ふれあい動物園や札幌ドームを利用したプールなど楽しい場所がたくさんあります。また、すべての人が貧困や飢えに困らず、元気で楽しく過ごせるまちだったらいいなと思って作りました。

このワールドのアピールポイントはどこですか?

日本でも貧困でバランスのいい食事を十分に食べられない子どももいると知ったので、まちの中心に、とても楽しい子ども食堂を作りました。ご飯が食べられるだけでなく、楽しい時もさみしい時も、いつも誰かと集まれる、そんなコミュニケーションの場所でもあります。恵まれた子どもだけでなく、すべての子ども(大人も)が住みやすい札幌だったらいいなと思って作りました。

ワールド全体を高い所から見下ろした画像とその説明文

テレビ塔や時計台、大通公園は今と変わらず、そのまわりに、ふれあい動物園や札幌ドームを利用したプール、楽しい子ども食堂などがあります。夜になると、花火も上がります。

アピールポイントの画像とその説明文

子ども食堂の中の写真です。誰でも使える食堂で、おかわりも自由です。いつも誰かがあたたかく迎え入れてくれ、集まりたい時に集まれる場所です。勉強スペースやベッド、お風呂もあります。おやつが出てくるガチャガチャもあって、とても楽しい空間です。ごはんに使う野菜は、近くにある天空の畑で育てていて、子どもたちも収穫できます。

応援している北海道日本ハムファイターズがいなくなったあとも、札幌ドームが楽しい場所だったらいいなと思い、ドームの中を巨大プールに大変身させました。遊具があって、冒険みたいに洞窟もあって、楽しいプールです。雨の日も遊べるし、冬も遊べ、子どもたちは大興奮です。

まちの中に、いろいろな動物にさわれる、ふれあい動物園があります。ウサギや羊、パンダやシロクマ、カエルもいます。チェストを開けて、中に入っている餌を自由にあげられて、かわいいです。

夜になると、きれいな花火が上がります。上向きに置いた5つのディスペンサーにロケット花火を入れ、これをレッドストーン回路で日照センサーにつないであるので、暗くなると自動的に花火が連続で上がる仕組みです。回路の途中に反復装置を置き、その遅延(信号が伝わる速度を遅らせること)を回路ごとにバラバラに設定してあるので、それぞれのディスペンサーから時間差で花火が上がり、本物っぽくできていると思います。

プログラミング、コマンドブロック、レッドストーン回路の画像とその説明文

子ども食堂で働いている人をNPCで置きました。話しかけると、セリフを話してくれ、食べたいものを選べるボタンが出るようにしました。ボタンを押すと、ウサギシチューや焼き鳥を受け取れます。

何も持っていない状態で、NPCに話しかけて、ボタンを選ぶと、セリフと一緒に、ウサギシチューをひとつ受け取りました。同じように、ビートルートスープと焼き鳥も受け取れます。

未来の札幌で達成したいSDGsのゴールを教えてください
ワールドの中で考えたSDGsを実現するためのアイデアを教えてください

まちの真ん中に、誰でも使える楽しい子ども食堂を作ったことです。すべての子ども(大人も)が、バランスのよい食事が十分に取れて、おはなしなどをしながらゆっくり楽しめます。畑を作るのが難しいまちの中心に、天空の畑も作ってみました。